キャンプで使えるポールのタイプを徹底比較&ランキング!最新のおすすめ商品もあわせてご紹介
キャンプに欠かせないキャンプギアといえば何を思い浮かべますか?
テントやタープ、テーブルや椅子、ランタンなどを思い浮かべる方が多いでしょう。
その中に「ポール」は含まれていましたでしょうか?
キャンプ用品の中でもやや地味な存在のポールですが、実は様々なタイプがあり、選び方によってキャンプ体験が大きく変わります。
いざ購入となると種類や機能が多く、どれを選べばよいのか迷ってしまう方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、キャンプ用ポールの代表的な3タイプ「ショックコードタイプ」「分解式プッシュボタンタイプ」「分解不要の伸縮タイプ」について、それぞれの特徴を徹底比較。さらに、おすすめランキングも発表します。
3タイプの特徴解説
①ショックコードタイプ
特徴は以下の通りです。
メリット
- 初心者でも扱いやすい
- 軽量でコンパクトになり持ち運びに便利
- 価格が安い
デメリット
- 強風に弱い
- 高さ調節ができない
- ショックコードが切れることがある
- 設営に時間がかかる
ショックコードタイプは比較的安価なため購入しやすいですが、機能性や耐久性に劣ります。指を挟む危険もあり、子連れのキャンプでは注意が必要です。また、分割して収納できないため煩わしさを感じることもあります。
②完全分解可能なプッシュボタンタイプ
特徴は以下の通りです。
メリット
- 耐久性があり、安定感がある
- 高さ調節が可能
- 分解できるため収納時にコンパクトになる
デメリット
- 設営に時間がかかる
- 紛失のリスクがある
- 部品が多い
分解式プッシュボタンタイプは比較的耐久性が高く、ポールの高さ調節が簡単です。しかし、部品が多く収納や設営時に時間がかかることがあります。
③分解不要の伸縮タイプ
特徴は以下の通りです。
メリット
- 設営撤収が圧倒的に早い
- 分解不要のためスペースを取らない
- 高さ調整が簡単
デメリット
- 価格が高い
- 他のタイプと比べ重い
- 強風に弱い場合がある
このタイプは設営が非常に簡単で、伸縮機能により高さ調整ができます。
ただし、丈夫なポールを選ぶと価格が高くなり、安価なものは耐久性に問題があることが多いです。
これまで、3タイプのポールの大まかな特徴をお話ししましたが、ここからは私が個人的に初心者キャンパー、ファミリーキャンパー、ソロキャンパーにおすすめしたいポールの順にランキングを作成しました。
キャンパーのタイプ別に、最適なポールをランキング形式でご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
キャンパーのタイプ別おすすめランキング
初心者キャンパーにおすすめ
1位:ショックコードタイプ
2位:分解式プッシュボタンタイプ
3位:分解不要の伸縮タイプ
初心者キャンパーにおすすめしたいのは「ショックコードタイプ」のポールです。
他のタイプと比べて比較的安価に購入できるため、初期費用を抑えたい方には最適です。初心者の方でも扱いやすく、シンプルな作りがキャンプのイメージにも合うため、1位に選びました。
2位と3位に関しては、設営の簡単さから「分解不要の伸縮タイプ」を2位にしようかとも考えましたが、価格的に手の届きやすい「分解式プッシュボタンタイプ」を2位に、「分解不要の伸縮タイプ」を3位にランクインさせました。設営のしやすさと価格のバランスを考えた結果です。
ファミリーキャンパーにおすすめ
1位:分解不要の伸縮タイプ
2位:分解式プッシュボタンタイプ
3位:ショックコードタイプ
ファミリーキャンパーにおすすめしたいポールの1位は「分解不要の伸縮タイプ」です。
最大の理由は、指を挟む心配がないことです。これにより、小さなお子様でも安全に設営のお手伝いができるため、家族でのキャンプにぴったりです。また、設営時間が非常に短縮できるので、子どもが飽きてしまう前にテントやタープの設営を終えることができる点も高評価です。
2位は「分解式プッシュボタンタイプ」。設営にやや時間がかかるため悩みましたが、こちらも指を挟むリスクが少ないため、安心して家族で使用できることから2位としました。
3位の「ショックコードタイプ」は、やはり指を挟む心配があり、小さなお子様がいる場合には注意が必要なため優先度は低くなりそうです。
ソロキャンパー&熟練キャンパーにおすすめ
1位:分解不要の伸縮タイプ
2位:分解式プッシュボタンタイプ
3位:ショックコードタイプ
ソロキャンパーや熟練キャンパーに最もおすすめしたいのは「分解不要の伸縮タイプ」です。
価格はやや高くなりますが、設営が非常にスムーズで時間を大幅に短縮できること、また耐久性が高く、劣化が少ないことが大きな理由です。さらに、設営後に状況に応じて簡単に高さを調整できる点も、熟練キャンパーには非常に便利です。
2位は「分解式プッシュボタンタイプ」です。設営にやや時間がかかるものの、使用シーンや状況に合わせて柔軟に高さを調整できるため、特にソロキャンプでの多用途性が高く評価され、2位にランクインしました。
3位は「ショックコードタイプ」。ショックコードが劣化して切れてしまうリスクや、高さの調整ができない点がやや不便であり、この順位としました。
それぞれのタイプによってメリット・デメリットが異なるため、ご自身のキャンプスタイルや予算に合わせて、最適なポールを選ぶことが大切です。
また、ポールはメインポールとしてテントやタープの支柱として使用する場合と、サブポールとして補助的に使用する場合があります。用途によって必要なポールの長さや耐久性が変わってくるので、その点も考慮して選ぶ必要があります。
FUTURE FOX のおすすめポールを紹介!
FUTURE FOXで販売しているキャンプ用ポールを特徴とあわせてご紹介します。
FUTURE FOX 伸縮ポール(分解不要の伸縮タイプ)
各タイプの特徴でも説明したように、分解不要の伸縮タイプは、設営後でも簡単に長さを調整できるのが最大の特徴です。連結タイプのポールとは異なり、スライドさせるだけで状況に合わせて高さを調整できるため、非常に便利です。高さは220cmから最長280cmまで、10cm刻みで調整可能で、大型タープやテントのメインポールとしてもお使いいただけます。
設営中に高さを変更する必要があるシチュエーションでも、ポールを取り外すことなくその場で調整できるため、急な天候の変化や使用環境に柔軟に対応できる点が魅力です。
大型タープの設営では、長くて重いタープを使う必要があるため、設営が大変で、長いポールが周囲の人に当たらないか神経を使うこともあります。しかし、伸縮ポールなら、まず最小サイズで設営し、その後スライドさせてポールを伸ばすことができるため、天井の高いタープも簡単に張ることができます。
逆に、設営後にタープを低くしたいときでも、わざわざポールを外す必要はなく、その場でポールを縮めることで高さを調整できます。急に雨が降ってきた際など、サッとタープの高さを低くして風雨から身を守るための調整も簡単に行えます。こうした柔軟性が、伸縮ポールの大きな魅力であり、特に天候の変化に対応しやすい便利なポールです。
他社ブランドのポールとの違いは?
伸縮タイプのポールは他社様でも多数販売されていますが、FUTURE FOXの伸縮ポールとの違いの1つは、ポッチによって固定するタイプであることです。他の多くの伸縮タイプのポールは、高さを無段階で調節できるメリットがある一方、高さを決めた後にひねって固定する必要があります。そのため、使用中に少しずつ高さが下がってきてしまったり、複数本のポールの高さを揃える際に手間がかかるという欠点がありました。
しかし、FUTURE FOXの伸縮ポールであれば、ポッチでしっかりとロックできるため、使用中に高さがずれることはありません。さらに、真ん中のポールには10cm刻みのメモリが付いているため、段階的にポールの長さを調整でき、複数のポールの高さを簡単に揃えることができます。
また、この伸縮ポールは設営時に連結させる必要がなく、指を挟む心配もありません。伸ばしたり縮めたりする操作も非常に簡単で、お子様でもテントやタープの設営のお手伝いができる安全性と利便性を兼ね備えています。
もう一つのの違いは、その四角い形状です。一般的なポールは丸い形状が多いですが、本製品は四角い形状を採用しており、これにより左右のひねりによるガタつきを最小限に抑えています。操作性も四角い形状の方が優れており、安定感があります。
また、収納時にはコンパクトになるため、持ち運びも非常に簡単です。
高さ調整が可能なので、様々なテントやタープに対応できる万能なポールです。このポールがあれば、使用するギアやキャンプの環境に縛られることなく、自由なキャンプが楽しめます。2本のセットで、手元に届いたらすぐに使えます。
収納ケースもゆとりがあるため、2セット購入した場合には4本のポールを1つの袋にまとめて収納できるのも便利です。
カラー展開はブラック、オリーブ、ガンメタの3色で、どの色もキャンプサイトに馴染むため、自分の好みに合わせて選ぶことができます。
さらに、ポールエンド付きなので、タープだけでなくワンポールテントのメインポールとしても使用可能です。多くのテントやタープのサイズに対応できるため、複数のテントやタープをお持ちの方にもおすすめです。
初回販売分は完売するほどの人気商品で、今後さらに注目されること間違いなしのアイテムです!
使用レビュー
操作方法が非常に簡単で、自由に高さ調整ができるため、設営もスムーズに行えました。これまで丸い形状のポールしか使ったことがなかったので特に不便を感じていませんでしたが、実際に四角いポールを使ってみると、扱いやすさが格段に向上したと感じました。
また、このポールには耐食性に優れたアルミ6061が使用されており、2本で約2.4kgと少し重さが気になるものの、その分しっかりとした強度があり、非常に頑丈な作りで安心感があります。実際に川の近くで設営を行った際、少し風が強くなった時でもびくともしませんでした。
シチュエーションに応じて長さを簡単に変えられるため、今後も多様なシーンで重宝するポールだと思います。
FUTURE FOXタープポール(分解式プッシュボタンタイプ)
楽天市場でランキング3冠を達成するほど評価の高い製品です。多くのユーザーから、以下のようなレビューをいただいています。
- 色、質感ともに最高のポール
- 32mmの直径が太くて頑丈そう
- 無駄なガタつきがなく、しっかりとした作り
- つなぎ目はピッタリで、ぐらつきなし
これらのレビューからも、品質の高さや使用感に対する満足度がうかがえます。しっかりとした構造と安定感が、ポールの信頼性をさらに高めています。
このポールはアルミ製で、2本から4本を連結して使用するタイプのポールです。前述のレビューでも触れられているように、ガタつきがなく、抜き差しもしやすいように設計されています。
地面に接する土台部分は、ゴムやプラスチックではなく、アルミ製の円錐形になっているため、設営後に根元がずれる心配がなく、安定感が抜群です。
このポールの最大の特徴は、こだわりの塗装です。マッドブラックとワインレッドの2色展開で、どちらの色もキャンプシーンに映えること間違いありません。おしゃれさと機能性を兼ね備えたこのポールは、見た目にもこだわりたいキャンパーにぴったりです。
このポールには、細かなこだわりが詰まっており、タープの設営時の煩わしさを軽減する工夫が多く見られます。
- プッシュボタンは一般的なものより大きく、押しやすくなっているため、設営がスムーズに行えます。
- 先端部が長めに設計されており、ロープなどが抜けにくい構造になっているため、設営後も安心して使用できます。
- ポール同士がぴったり接続できるため、ガタつきがなく安定感が高いのも大きな特徴です。
さらに、分解式ポールは、接続する本数を調整することで高さの調整が可能です。2本使用で120cm、3本使用で180cm、4本使用で240cmまで調整できるため、様々なシーンに対応できます。
「タープポール」という名称ですが、タープ専用ではなく、テントのキャノピー用ポールとしても使用可能です。
直径28mmの太さがあり、しっかりとした安定感があるため、多少の風ではびくともしません。
このように、多用途かつ高い耐久性を持つポールは、さまざまなアウトドアシーンで活躍します。
使用レビュー
友人たちとキャンプをした際に、メインポールとして使用しました。レビューにもあったように、色味と質感がとにかく最高で、見た目にも満足です。
当日は風もありましたが、このポールがタープをしっかりと支えてくれたおかげで、快適にキャンプを楽しむことができました。
ポールは分解式で、バラバラになりますが、収納袋が付属しているため持ち運びも簡単でしたし、車で移動したので、分解して持ち込むことに煩わしさは全くありませんでした。
まとめ
今回は、3つのポールタイプと、それぞれのおすすめポールをご紹介しました。今回ご紹介した「伸縮ポール」と「タープポール」はどちらも高さ調整が可能で、キャンプやBBQなどのアウトドアシーンで使う環境を選ばない、非常に便利なアイテムです。
どちらの製品も、公式オンラインショップのほか、Amazonや楽天からご注文いただけますので、ぜひチェックしてみてください!